IE6~11に新たな脆弱性が発見されていろいろと騒がれています。
私はそもそもIEを使用していないからいいのですが、企業などでは、社内システムの要件として、こぞってIEを使っている場合が多いようです。
なので、急に別のブラウザに変更することも難しく、何らかの回避方法を検討する必要があります。
いくつか回避方法はあるようなのですが、そのなかで「VGX.DLLの無効化」が最も簡単な方法とされています。
ただ、このVGX.DLLとは何なのかよくわからないので、安易に無効化してもいいのか迷うところですね。
調べて見ると、VGX.DLLとは「VML(Vector Markup Language)」のモジュールということです。
これを聞いてもよくわからず、じゃあ、VMLって何?
ということになりそうですが、VMLとはベクター画像を描画するための XML 言語だそうです。
うーん、ここまできても、よくわからないのですね。
ただ、一般的なテクノロジーではないので、普通はあまり使われてないようです。
意図して使ってなければ、無効にしちゃってもいいのかもしれないですね。
で何か問題があれば戻せばいいと思います。
無効にするのも、有効にするのもコマンドを打つ必要があります。
ほぼ同じ手順でできるようですので、一応、以下に記載しておきます。
管理者権限にて、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
32bit版OSの場合
無効化
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” -u “%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
有効化
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” “%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
64bit版OSの場合
無効化
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” -u “%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” -u “%CommonProgramFiles(x86)%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
有効化
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” “%CommonProgramFiles%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”
“%SystemRoot%\System32\regsvr32.exe” “%CommonProgramFiles(x86)%\Microsoft Shared\VGX\vgx.dll”